ピンピンコロリは是か非か??

 こんにちは

 イマイチ若者にはぴんとこない話だと思いますが、ここの管理人のように世間一般に老人と呼ばれる世代になると、いやでも気になってくるオハナシです。

 ピンピンコロリ、或いはピンコロなどとも言われるこれは何かと言いますと、年をとってからもずっと元気で生活し、ある日ころっと死ぬってことです。寝たきりになって何年も過ごすのは辛い、また、お金や介護で家族に迷惑をかけたくないと言う考え方からきているみたいですね。

 ま、ここの管理人もね、そんな風に元気でいて苦しまずにある日ころっと死ぬほうがいいかなあ、などと暢気に考えていました。こう言う話ってさ、本当に自分の最後に直面しているわけでもないから、こんなことを考えていられるんだわねえ、としみじみ思ったのが少し前の話。

 死ぬ方はある日ころっと死ねればいいのかも知れないけど、死なれる家族の側は、これってトラウマものなんじゃないかと思う出来事があったんですよ。じっさい、家族が突然亡くなったと言う人の話を聞きまして、これは怖いと思いました。

 もちろん、世の中事故で亡くなる人もいますから、ある日の朝行ってらっしゃいと分かれて、夕方亡くなりましたと連絡をもらう、家族にとってはこれほど辛いことはありません。いやもちろん、亡くなった人が一番無念でしょうけども。

 しかし不思議なもので、年を取ると、このままずっと元気でいて、ある日突然死んだら簡単でいいかな、なんて思ってしまうわけですね。

 でもさ、死ぬ側だってそれなりに身辺整理をしたいじゃない?

 自分がいつ死ぬかわかるわけじゃなし、お金の問題もあるし、残される家族が困らない程度の準備はして置きたいわよね。所謂終活って奴ですな。

 では終活して自分が死んだあと全く困らないように準備したからって、いつでも死んでいいやって思えるほどの悟りはひらけないのが凡人というもの( ̄∀ ̄;

 誰だっていつまでも自分の家で自由気ままに暮らしたいものですが、いずれ体にはガタがきますからね。どんなに頑張って体を鍛えたところで、老いを遅らせることは出来ても止めることは出来ないわけですしねぇ。

 とは言え、60代そろそろ半ばにさしかかる管理人としては、終活も視野に入れておくべきとは思うのですが、おいしいものを食べたいとか、accessのライブに行きたいとか、新しいゲームで遊びたいとか、物欲が勝ってしまうんだよなあ(^^;

 そんなわけで、ピンピンコロリとは行かないかも知れないけど、物欲のために頑張って健康を保とうと考える、悟りとは対極にいる管理人でしたとさ( ̄∀ ̄;

この記事へのコメント