ポーの一族 新エピソード始動!

 こんにちは

 こっちは久々の更新です。

 さて40年過ぎて新作が出て、掲載雑誌が重版されたよなんて話をしたのがこのあたり
 https://sacchanhitorigoto.seesaa.net/article/201606article_1.html

 今から2年前。

 この時の新作『春の夢』を読むために本屋さんにこの雑誌の定期購読を申し込み、やがて連載が終わり、単行本が出るころ、次のエピソードが間もなく始まるような話が出ていたので、そのまま定期購読していたんですよね

 しかし、実際に始まったのは先月w

 この雑誌、昔ながらの分厚い雑誌なので、3回分もたまれば結構置き場所に困ります。でも今購読やめてまた連載始まってからというのもなんだし、この雑誌にはほかの漫画でも読んでいるものはあったので、まあいいかと頑張って購読していました。春の夢が連載始まるころは、雑誌の電子版てなかなかなかったんだよね。今ではアマゾンのKindle版があるんだけど。今回の連載が終わったら購読やめて、電子版にしようかなと思案中。

 この本は私しか読まないので、タブレットで読んでも問題ないのよね。

 でもまあ、今のところは紙版で購読中。いやー、連載始まってよかったわw


月刊flowers(フラワーズ) 2018年 08 月号 [雑誌]
小学館
2018-06-28


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 今月の今日が、連載二回目が掲載されているはずの雑誌の発売日。ええ、もちろん買いました。読みました。でもさすがに今日発売の話をネタバレするわけにはいかないので、皆さん雑誌買って読んでねw

 前回の『春の夢』は第二次大戦中のお話で、ポーの一族の話の中でもよくある『ある日の物語』的な部分。

 しかし、今回は違います。ポーの一族最終回からの続編。最終回ではなんとアランが消滅してしまい、エドガーはもうどこに行ったか分からないという状態で幕を閉じましたが、その後のお話。

 『アランをよみがえらせたい』

 その一心でエドガーが動き出すのが、新連載第一回のお話。

 時は2016年。

 そう、現代です。

 消えたはずのアランをどうやって甦らせるのか。何とエドガーは『アランの塊』を持っていた。かつてアランだったそれはなんなのか。

 というところで、さて今後どうなるのかは楽しみなところ。

 でもアランて、ポーの一族の年表では『消滅』って書いてあるんだよね。どう辻褄を合わせるのか、その辺りも見どころですかね。

 絵についての印象は、まあ前回と変わりなし。絵柄そのものの変化というより、雑になった、デッサンが狂ってて『誰?』と言いたくなるようなコマもあるのが残念なところ。でも前回の記事で書いたように、この物語は好きなので、最後まで読みたいですね。この方の他の漫画はもう見ないかなと思いますが。

 ストーリーはというと、春の夢もそうだったんだけど、エドガーの感情がすごくあらわになる部分が多いですね。

 以前はエドガーはいつもクールで静かでしたよね。『遥かな国の花や小鳥』でエルゼリに対しては割と感情を表に出していたくらいかな。あとはメリーベルがらみね。アランがすぐに感情を爆発させてたから、エドガーのクールさが対照的で、それも面白かったもんですが。

 まあ、アランはいつでもアランだけどね。春の夢でもねw

 それが、春の夢ではエドガーのほうも、結構表情が変わる。ただ、『生気(エネジー)』を吸い取る時にあんなに見た目が変わるなんてのは、春の夢からじゃないかな。以前はせいぜい『目が光る』『唇が血のように赤くなる』くらいだったもんね。

 ところで、最近はスマホアプリで雑誌が気軽に読めるようになりましたよね。

 しかし何と言いますか、アプリに連載されているマンガって、玉石混淆よね。絵がうまいのにストーリーが「?」だったり、絵はイマイチだけどストーリーは面白かったり。

 マンガって、絵とストーリーを切り離して考えることが出来ないものだから、なかなか難しいんでしょうね。

 『ベルサイユのばら』も最近エピソード編として何冊か単行本が出ましたが、池田理代子さんは久しぶりに書き始めたころ、手が震えたりしてうまく描けなくてすごく苦労したという話が、何かに載ってました。この方確か今声楽家やってるんだったよね。マンガは久しぶりだったんだろうけど、確かに11巻のころより、14巻のほうが絵はきれいになってました。

 ただやはり、雑になったなあと感じてしまったのが残念。

 昔からの漫画家さんて、雑になったなあと思う人は他にもいるんだけども、やはり絵は出来るだけ水準保ってほしいなあと、そんなことを考えた年寄りの独り言でしたww

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